イトーヨーカドーの特注シリーズ第7弾は、「ブラックミニバンシリーズ」で、2005年10月より2006年3月までの半年間に渡り毎月第1土曜日に発売されました。 第1弾のマーチを除くと全て働く車系のシリーズをリリースして来たイトーヨーカドーでしたが、久しぶりの乗用車シリーズの登場となりました。 箱もトミカ本体のイメージに合わせた銀・黒・白のカラーとなっており、前回までの青基調の箱とは異なっていました。当時の定価は500円(税別)でした。 そして第1弾から恒例の、箱の耳のマークを6ヶ月分全て集めると、抽選でスペシャルバージョントミカが当るという企画も健在でした。 |
●Honda オデッセイ(2005年10月1日発売) ブラックボディにフロントグリルやドアノブ等が銀タンポという、なかなかカッコイイ仕上がりでした。
●Honda エリシオン(2005年11月5日発売) フロントグリルやドアノブの他、ルーフモールも銀タンポ仕上げとなっていました。
●トヨタ エスティマ(2005年12月3日発売) ドアノブとサイドモールが銀タンポされていました。 フロントグリルの銀タンポは有りませんでしたが、黒一色の精悍なイメージを狙ったのかも知れませんね。
●トヨタ エスティマ(特別カラー)(2005年12月3日発売) ブラックミニバンシリーズの番外編とでも言うべき特別カラーのパールホワイトの登場です。窓枠やリアコンビネーションランプ回りに黒タンポを施し、引き締まったイメージを演出していました。 |
●トヨタ アルファード(2005年1月7日発売) ドアノブやサイドストライプが銀タンポされていました。また、ドア下部のサイドシル部が艶消し黒塗装になっており、意外と凝った仕上げになっていました。
●三菱 グランディス(2005年2月4日発売) ドアノブの他、フロントアンダー部やサイドシル、テールランプ部やリアゲートなどに銀タンポが施されていました。特注品に恥じない秀逸な出来と言って良いでしょう。
●Honda ステップワゴン(2005年3月4日発売) フロントグリル、ドアノブ、サイドストライプやテールゲート回りに銀タンポが施されていました。
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●Honda オデッセイ(スペシャルバージョン)
このシリーズにも箱の耳のトミカマークを6ヶ月分全て(12月のエスティマはどちらか1枚)集めると、抽選でスペシャルバージョントミカが当るというお楽しみが付いていました。 応募券6枚を適当な紙に貼り、必要事項を書いて最寄の店舗に応募すると、後日当選者には電話で連絡が来るというシステムは前回までと同様でした。 当選発表は2006年4月27日から順次連絡がなされたようです。
車種はまさかの旧オデッセイでした。これには意表を突かれました! ドアノブやサイドモールなどの銀タンポが、ブラックボディに映える仕上がりでした。シンプルですがなかなか渋いですね。
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番号 | 品番 | 車 名 | 発売日 |
1 | 46-6-7
| Honda オデッセイ | 2005/10/01 |
2 | 28-7-3
| Honda エリシオン | 2005/11/05 | 3 | 99-5-未 | トヨタ エスティマ | 2005/12/03 | 99-5-未 | トヨタ エスティマ(特別カラー) | 4 | 78-7-未 | トヨタ アルファード | 2006/01/07 | 5 | 27-7-6 | 三菱 グランディス | 2006/02/04 | 6 | 21-5-29 | Honda ステップワゴン | 2006/03/04 | SP | 46-5-8 | Honda オデッセイ | 2006/04/27 |
マーチシリーズの後は、緊急車両系が多かったイトーヨーカドーですが、このブラックミニバンシリーズで新しい方向性を見出したかに見えました。 しかし、その後は…
ところでこの時期、トミーと日産の関係が良くなかった事もあってか、ラインナップに日産車が無いという偏ったものとなってしまいました。 Honda車がスペシャルバージョンを含めると4車種と言うのも異例ですが、Honda のミニバンがトミカのラインナップに多く有ったのも原因かも知れませんね。 現在のラインナップで第2弾を出してくれたら面白いと思うのですがね… |
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