エアクール RMシリーズ(2)
2013年10月10日

エアクールRMシリーズ04

先週に引き続き、世田谷区駒沢にある「エアクール」が特注した「レーシングメイト ヒストリックカーシリーズ」のご紹介します。
今週はRM-11〜18までをご紹介したいと思います。

※RM-01〜10まではこちら

エアクールRMシリーズ05

●RM-11 いすゞ117クーペXC レーシング
2003年4月頃発売 定価1,500円(税別)

箱の説明によると、
「1982〜1983 JCCA/OLD・NOW クラシックカーレース出場車
ドライバー:中村満久選手」
とあります。

いすゞ車と言う事で、同社のRV販売会社「いすゞスクエアジャパン」とのタイアップだったようです。
117クーペには通常の黒シートと、いすゞスクエアジャパン向けに500台だけ作られた赤シートが有ります。
ところが、いすゞスクエアジャパンは業績不振から2002年9月末を持って閉鎖されてしましました。そのため結局赤シートもエアクールで販売されたようです。
赤シートは、いすゞスクエアジャパンでノベルティなどに使われる事を考えると入手が楽になったとも言えますが、数が少ないことから現在では入手が難しい1台となっています。

●RM-12 フェアレディ280ZX レーシング
2003年12月27日発売 定価1,500円(税別)

箱の説明によると、
「1982年 IMSA GTOクラスチャンピオンカー
ドライバー:D.デーベンドーフ/T.アダモウィチ
エンジン:L28 シングルターボ」
とあります。

1979年より米国のレーシングカーチーム「エレクトラモーティブ」の手によってIMSA-GTUへ参戦していましたが、82年にIMSA-GTO(排気量2,000cc以上)のチャンピオンを獲得した車両のモデル化のようです。

E.netとのコラボのようで、トミカにも同社のロゴが入っていますが、当時の実車に1999年設立の同社のロゴが入っている訳も無く、何故E.netなのか疑問の残る1台です。

●RM-13 ホンダ1300クーペ9 レーシング ホンダワークス仕様
2003年11月13日発売 定価1,500円(税別)

箱の説明によると、
「1971年7月25日 全日本富士1000kmレース
総合7位、TS-1クラス優勝 於 富士スピードウェイ
ドライバー:菅原義正/高武富久美」
とあります。

ドライバーが菅原義正選手だったことから、氏が会長を務める「日本レーシングマネジメント株式会社」及び代表を務める「チームスガワラ」とのタイアップのようです。
氏は1941年生まれですが、2012年にはダカールラリー連続出場30回というギネス記録を樹立した現役ドライバーでもあります。

このトミカには赤シートと黒シートが有りますが、どちらも普通に販売されたもののようです。

エアクールRMシリーズ06

RM-14 スカイラインR33 GTR
2004年10月10日 P&Sイベント先行発売 定価1,500円(税別)

箱の説明によると、
「第65回ルマン24時間耐久レース ペースカー
199年6月14〜14日 フランス ルマン サルテサーキット」
とあります。

日産はルマンには1984年から参戦していますが、1997年に本格的GT-1マシンであるR390を投入しました。この年にはR33 GTRのペースカーも持ち込まれており、その車両をモデル化したのがこのトミカです。

タ イアップ企業の「REIMAX」は、1997年当時はREINIK(レーシング&ラリー・エンジニアリング・ディビジョン・インコーポレーテッド・日産工 機)と称し、レース用のエンジン開発を行っていましたが、2000年に日産工機より独立してレイマックスとなりました。同社はGTRのチューニングがメイ ンで有る事から、このコラボに到ったようです。

RM-15 サバンナRX-3 レーシング
2004年12月2日発売 定価1,600円(税別)

箱の説明によると、
「第6回富士ツーリスト・トロフィー500マイルレース総合優勝
1971年12月12日 富士スピードウェイ
ドライバー:加茂 進/増田建基 スカイラインGTR 50連勝ストップ!」
とあります。

ハコスカGT-Rは1969年5月のJAFグランプリレース大会でデビュー、このレースで優勝を飾ってから実に49連勝を続けていましたが、第6回富士ツーリストでサバンナRX-3に敗れて連勝記録が途切れていましました。
その連勝をストップさせたのが縞々模様のRX-3でした。
GT-Rの連勝を止めた車両として、今もなお語り継がれているのは言うまでも有りません。

タイアップ企業の「RE雨宮」は、社名の通りロータリーエンジンを得意とするチューニングショップです。1971年当時の車両には関係していないと思われますが、伝説のREマシンと言う事でのコラボとなったのではないでしょか。

●RM-16 ソアラ JZZ30 ペースカー
2005年3月16日発売 定価1,600円(税別)

箱の説明によると、
「サーキット・ペースカー SWC JAPAN(世界スポーツカー選手権)
富士・菅生・筑波・鈴鹿・オートポリス」
とあります。

1990年頃のSWCレースでペースカーを務めていた車両のモデル化のようです。
尚、このトミカには特にタイアップ企業は無いようです。

●RM-17 ティーズWORK シルビア
2006年6月16日発売 定価1,600円(税別)

箱の説明によると、
「鈴鹿フレッシュマントロフィーレース
1994年N2-2000レース シリーズチャンピオン 大橋昌樹選手」
とあります。

箱に実車の写真が有りますが、なかなか忠実に再現されているのが判ります。
モノトーン基調の渋いデザインがなかなかカッコイイですね。

実車のスポンサーをレーシングシートの「ブリッド」が務めている事から、同社とのタイアップ企画となったようです。

●RM-18 セリカST162 ペースカー
2006年5月27日発売 定価1,600円(税別)

箱の説明によると、
「1985年世界耐久選手権第6戦 WEC富士1000km 富士スピードウェイ」
とあります。

更に、「パリ-ダカールラリー2005 市販車無改造グループ優勝 浅賀敏則
チーム ランドクルーザー byトヨタオートボディ 2005年1月1〜16日」
との記述があり、この優勝記念の商品という事ですが、セリカペースカーに関連が有るかどうかは判りませんでした。

箱番号 品 番車 名 備考
RM-1110-2-24いすゞ117クーペXC レーシング黒シート
10-2-25 赤シート
RM-1215-3-34フェアレディ280ZX レーシング  
RM-137-1-17ホンダ1300クーペ9 レーシング赤シート
7-1-18黒シート
RM-1420-7-未スカイラインR33 GTR 
RM-1580-2-未サバンナRX-3 レーシング 
RM-1690-3-未ソアラJZZ30 ペースカー 
RM-176-5-未ティーズWORK シルビア 
RM-1833-5-14セリカST162 ペースカー 

「レーシングメイト ヒストリックカーシリーズ」として発売されたトミカですが、後半は全く関係の無いモデルばかりになったようです。
殆どが企業とのタイアップモデルのようで、中には良く判らないタイアップも有りました。
相変わらずなかなかカッコイイモデルが多いのは、企画が良かったと言えるのではないでしょうか?
最近はこのような特注モデルもめっきり少なくなっていましたが、またどこかでこんな企画をして欲しいものですね。