出光興産
改訂版
2013年08月01日
今回ご紹介するのは石油元売大手の出光興産が特注したトミカです。
出光はこれまでタンクローリー4種と乗用車1種を特注しているようです。
最初のタンクローリーは11-2 日野セミトレーラートランスポートタンクで、1988年頃にガソリンスタンド等で顧客に配られたようですが、詳しい事は不明。
出光オリジナル・ミニローリーと名付けられたトミカは、殆どがタンポで再現されており、なかなかの仕上がりと思います。こちらは日本製となっています。
次に出たのは、2004年の暮れに実施されたキャンペーンで、専用申込用紙で『出光カードまいどプラス』を申込むとトミカが貰えると言うものでした。
これは同年4月に発行を開始した、このカードの誕生を記念したキャンペーンの一環で、ベースは57-3 ニッサンディーゼルタンクローリーでした。
赤白の出光カラーに、タンクのデザインはシールで再現されていました。
因みにこのトミカ、一部ミニカーショップでも販売されたようです。
その1年後、2006年1月には再び日野セミトレーラートランスポートタンクベースの特注品をリリース。これも前年同様、専用申込用紙で『出光カードまいどプラス』を作るとトミカが貰えると言うキャンペーン。
トミカ自体は初代の特注品とほぼ同じカラーリングですが、こちらのタンクはタンポではなくシールで仕上げられています。ちょっと初代と較べると見劣りしますね。
その後、このトミカがかなり余っていたのか、ネコパブリッシングが運営している「ホビダス」というサイトのキャンペーンページから『出光カードまいどプラス』を申込むと、先着1,500名にこのトミカがプレゼントされました。
その割にはこのトミカ、あまり見掛けないと思うのですが何故でしょう?
2012年6月頃には、日産ディーゼルクオンタンクローリーをベースの特注品が登場しました。前作同様「まいどプラスカード」の入会特典としてプレゼントされたものでしたが、何故か北陸3県(富山・石川・福井)だけのキャンペーンでした。
その後、なかなか出て来ませんでしたが、ガソリンスタンドが独自にキャンペーンを行ったりして、そこそこの数は出回って来たようです。
だた、前回までのような全国規模のキャンペーンは行われていないようです。
最後に乗用車の特注品ですが、1991年頃に出た17-5ベースのホンダシビックです。これは1990年の全日本ツーリングカー選手権(通称グループA) の出場車「出光MOTION無限シビック」を模した物で、中子修/岡田秀樹組がドライブしたゼッケン100番のマシンでした。
しかし実車は4代目のグランドシビックだったのに対し、トミカには4代目が無かったために3代目のワンダーシビックで代用していました。
どうやら販売された物のようですが詳細は不明。尚、このトミカは一部のリストでは出光興産金沢特注となっています。
実はこのシビックは長らく未入手でしたが、お仲間のご好意でお譲り頂く事が出来ました。
品 番
車 名
発売年
製造国
特注元
11-2-15
日野セミトレーラ
トランスポートタンク
1988年頃
日本製
出光興産
17-5-21
ホンダ シビック
1991年頃
出光興産(金沢)
57-3-未
ニッサンディーゼル
タンクローリー
2005年
中国製
出光興産
関東第一支店
11-2-29
日野セミトレーラ
トランスポートタンク
2006年
出光興産
関東第二支店
57-4-未
日産ディーゼル
クオン タンクローリー
2012年
出光興産
出光のタンクローリーは、基本的にカードに入会すれば貰えるようですが、まいどプラスカードを一人で何枚も作る訳にも行きませんからね…
トミカ貰ったら即解約で次の新作特注品に備えますか(笑)