薪バスとは燃料用の原油が不足した第二次世界大戦中の1940年代から使用された代用燃料車のひとつで、車体後部に「木炭ガス発生装置」を取り付け、薪をくべて一酸化炭素を主成分とする可燃性のガスを発生さ、このガスを燃料にしてエンジンを動かしました。
「もくちゃん」は大町エネルギー博物館が実際に所有しておりますが、実車はトヨタ製の小さなバスです。しかしトミカには同等の車種が存在しないため、いすゞボンネットバスでの再現となっています。
特注数は後部部品メッキ色1,500台、ブロンズ色1,500台の合計3,000台だったようで、ミニカーショップイケダとパートナーショップでの販売が中心だったようです。特注数からすればそこそこの数は有るようですが、今となってはなかなか入手が難しいようですね。