小松製作所
2012年11月22日

小松製作所01

トミカは発売後2年程した頃から、建設機械系のモデルをラインナップに加えております。一番最初は1972年9 月に発売された61-1 川崎重工ロードローラですが、11月には70-1 小松D65Aブルドーザ、12月には63-1 古河ホイールローダFL140と着々とその数を増やしていきます。
そんな中でも、小松製作所の車両は現在に至るまで必ずトミカのレギュラー品にラインナップされる程の人気を誇っています。

さて、そんな小松ですが、日本交通タクシー・安田火災海上に続いて3番目にトミカを特注した企業でもあります。今回はその小松が初期に特注したモデルを見ていきましょう。

小松製作所02

●70-1 小松D65Aブルドーザ
私の個体は初期の煙突がプラ部品で差し込み式になっているもので、裏板の「MADE IN JAPAN」の刻印は中央寄りに移動した改良型でした。通常品と同等品で70-1-2相当です。

●48-2 小松フォークリフトFD30
リストではボディカラー橙・KOMATSU文字横・リアエンド深の48-2-3が小松特注モデルとなっていますが、私の個体はボディカラーが山吹の通常品(48-2-2)ようにも見えます。
中身が入れ替わっているのか、はたまた特注でもボディカラーが2種類有ったのかは不明。

●9-2 小松パワーショベル15-HT
私の個体はプラ裏板補強なし、縮尺表示1/102と誤植された最初期の9-2-1相当のモデル。その後直ぐに縮尺表示も1/103に直ったのでこれは貴重品です。

小松製作所03

小松はこれらのモデルを大量に買い上げ、オリジナルの箱に入れて販促に使用したようです。
しかしながら時代は折りしも第一次オイルショック。紙不足が深刻化していたためか、残っていたと思われるこのオリジナル箱が、一部通常品として出回ったという逸話も残っています。

品番 車  名 発売年
70-1小松D65Aブルドーザ1972/11
48-2小松フォークリフトFD301973/05
9-2小松パワーショベル15-HT1974/04

特注品とは言え、基本的に通常品の流用(48-2-3を除く)でしたが、比較的生産量の少ない初期製品であり、貴重なモデルなのも確かです。
初の専用箱を奢られた特注品という点では、記念すべきモデルだと言えるのではないでしょうか。