イトヨパトカーシリーズ(第1弾)
2012年03月29日


イトーヨーカドーの特注シリーズ第2弾となるパトカーシリーズは、前作のマーチシリーズの後を受けて、2003年4月より9月までの半年間に渡り毎月第1土曜日に発売されました。
メーカーがホンダとトヨタのみという片寄った車種選択でしたが、どれもが初のパトカー化という事も有って、なかなか魅力的なものとなりました。
全て警視庁の仕様で定価は500円(税別)でした。

最初に登場したのは、2003年4月5日発売の「ホンダ TN360パトロールカー」でした。
初っ端から非常に意表を突いた車種選択で驚かされると同時に期待がふくらみました。
因に、このN360のみ日本製となっており、中のビニール袋が付いていませんでした。

2003年05月03日発売は「トヨタ bB パトロールカー」でした。トミカでは初パトカー化。
2Gのワイドホイールで足元を固め、ルーフには「P-01」の文字がタンポされていました。
P-01はパトカーシリーズ第1弾って事でしょうか?

2003年06月07日発売は「トヨタ Will Vi パトロールカー」でした。こちらも初パトカー化。
こちらは普通の白黒パトカーですが、丸型のパトライトでレトロ感を演出しています。

2003年07月05日発売は「Honda オデッセイ パトロールカー」でした。初パトカー化。
これは普通の白黒ではなく、水色のラインが入ったデザインとなっていました。

2003年08月02日発売は「ヴィッツ パトロールカー」でした。初パトカー化。
こちらはごく普通の白黒パトカーとなっていました。

シリーズ最後を飾るのは、2003年09月06日発売の「エスティマ パトロールカー」でした。
パトライトが付いた車両としては、2002年10月に登場したマグナムレスキューのアンビュランスが有りますが、純粋なパトカーとしてはこれが初でした。
ところでルーフの「138 POLICE」のタンポは何を意味するのでしょう?

そして、このシリーズには前回のマーチシリーズ同様、箱の耳のトミカマークを6ヶ月分全て集めると、抽選でスペシャルバージョントミカが当るというお楽しみが付いていました。
そのスペシャルバージョンは「Honda シティ ターボII パトロールカー」でした。
こちらも初のパトカー化で、今だに人気に高いモデルとなっています。

ス ペシャルバージョンは各店何台といように当選数が決められているようで、店舗によって当選のし易さが異なっていたようです。2003年10月中旬頃に各店 舗より電話で当選通知がされましたが、電話が来る来るかとドキドキの毎日でした。因に私は無事に当選でした(^^)ニコ


番号 品番 車  名 発売日
1 18-1-9 ホンダTN360 2003/04/05
2 5-4-25 トヨタ bB 2003/05/03
3 27-6-12 トヨタ Will Vi 2003/06/07
4 46-5-5 Honda オデッセイ 2003/07/05
5 110-3-未 トヨタ ヴィッツ 2003/08/02
6 99-5-未 トヨタ エスティマ 2003/09/06
SP 54-5-24 Honda シティターボII 2003/10/中旬

最初のTN360のインパクトにくらべると、その後は割と普通な感じでした。しかし、最後のスペシャルバージョンはなかなかの車種選択だったと思います。
この頃のイトヨは、最近の迷走の比べると、まだまだ企画が良かったですね。