フェアレディZケース
2006年6月29日

トミカは発売直後から一緒に遊ぶ周辺商品を積極的にリリースしてきました。
1971年版カタログには早くも駐車場などのトミカワールドシリーズ、
小さなガソリンスタンドといったミニカーアクションシリーズが展開されています。
1973年頃には、今回ご紹介する「フェアレディZケース」が
トミカ初の収納ケースとして発売されました。当時の定価は1,300円でした。

「フェアレディZケース」は、全長40cm程の巨大な車(スケール1/10)で、
持ち運び用のハンドルが装備され、トミカ14台収納可能なばかりか、走行も可能となっています。
なにより非常にバランスの良いスタイルは、さすがトミカシリーズと唸らせます。

1975年頃にはパトカータイプも加わり、併売されていましたが、
1976年頃にはパトカータイプのみとなり、1978年頃まで販売されました。